せっかくクレジットカードを持つのであれば、やはりポイントの還元率が高く、マイルも貯めやすいクレジットカードを持ちたい方が多いのではないでしょうか。
そんな中、ダイナースクラブカードはポイントの還元率も高く、マイルも貯めやすい特徴を持つクレジットカードです。今回はそのダイナースクラブカードについて審査の流れやポイントを貯めるコツなど、下記で詳しく解説していきます。
目次
審査の流れ
まずは、ダイナースクラブカードを取得するための審査の流れについて解説していきます。
ダイナースクラブカードはWEBからの申し込み、もしくは都市部にある駅や空港などに出展されている特設ブースからの申し込みという方法などが用意されています。
今回はスムーズに申し込みをすることができるWEBからの申し込みについて解説します。
まず、ダイナースクラブカードには入会の目安ということで申し込み条件が設定されています。
その条件というのは年齢27歳以上で、安定した収入がある方、ということになっています。
そのため申し込み日時点の年齢が満27歳以下の場合は申し込みをすることができませんので注意しておくと良いでしょう。
そして、安定した収入という部分ですが、こちらはおおよそながら税込み年収ベースで500万円以上というのが目安と言われています。
またダイナースクラブカードは比較的ハイステータスなクレジットカードなため、他の初心者向けの年会費無料クレジットカードなどと同様に、個人信用情報(クレヒス)に問題がなければ審査に通過することができる、とは言い難いのが現状です。
ダイナースクラブカードに申し込む前に少なくとも1枚から2枚程度は他社クレジットカードを作っておき、そちらのクレジットカードで最低でも3ヶ月、できれば1年から2年程度の利用実績を積み重ねておくと良いでしょう。
いわゆる「クレヒス」を積み重ねると良い、ということになります。
もちろん、直近1年以内に他社クレジットカードや各種カードローン、銀行系カードローン、消費者金融のローン、携帯電話の分割払いなど、個人信用情報に記載される借り入れなどについて支払いを遅延していないこと、というのは絶対的な条件といって良いでしょう。
上記を踏まえ、具体的な申し込み方法や審査の流れについて解説していきます。
まずWEBから申し込む場合、事前に用意しておかなければならないものがいくつか存在します。
まず、申し込みの際にクレジットカード利用代金引き落とし口座の設定をするために口座情報が必要となりますので、キャッシュカードや通帳など、金融機関の情報がわかるもの用意しておくことになります。
またクレジットカード引き落とし口座の金融機関を指定することができるのですが、指定金融機関によってはインターネットバンキングに必要な契約者カードやパスワードなどが必要になる場合もありますので、こちらもできる限り用意しておくと手続きがスムーズでしょう。
そして、口座情報の他にも1点必要なものがあります。それが本人確認書類のデータとなります。
運転免許証、運転経歴証明書をお持ちの場合はそれらの画像データを、両方お持ちでないという場合はパスポート、健康保険証、写真付き住民基本台帳カード、在留カードもしくは特別永住者証明書(外国籍の方は必須)の中から提出する身分証明書を選ぶことになります。
これらすべてを用意した上で、いよいよWEB申し込みフォームに情報を入力していくことになるのです。
こちらのフォームでは名前やローマ字での氏名、生年月日や性別、主な職業、自宅の住所、電話番号など、様々な情報を入力していくことになります。
特に電話番号については自宅固定電話あり、自宅固定電話なしという選択項目がありますが、こちらは自宅の固定電話回線を引いているという場合には必ず入力するようにしておきましょう。
最近はあまり固定電話を使う方も多くないためピンと来ないかもしれませんが、自宅の固定電話回線というのはクレジットカードのスコアリング上非常にプラスに働く要素を持っているため、番号がわからないから、などという理由で入力をスキップするのは非常にもったいないのです。
本気でカードを取得したいのであれば、入力情報は間違いのないよう正確に、そして詳しすぎるほどに入力する、というくらいの気持ちでいきましょう。
WEB申し込みフォームへの入力が完了すると、続いて審査に入ります。ダイナースクラブカードでWEB申し込みの場合は申し込み完了後からおよそ3営業日程度で結果が判明することになります。
気になる在籍確認ですが、こちらはダイナースクラブカードを新規に申し込んだ場合で、ダイナース側で申込者の勤務先情報を把握していない、つまり過去、申告した勤務先情報を使ってダイナースクラブカードの申し込みをした人間がいない、などの場合には在籍確認の電話が入る可能性があります。
その他イレギュラーなケースとして、例えば27歳で年収3,000万円以上など、ご商売などに成功されて平均的な年収と年齢のバランスがとれていない場合などにも在籍確認の電話が入る可能性がアップします。
そして、ここまでWEB申し込みという通常の申し込み方法についてご紹介をしたところですが、実はすでにダイナースクラブカードを持っているカード会員さんからの紹介によってダイナースクラブカードを申し込むというルートも存在します。いわゆる紹介という方法になります。
特にダイナースクラブカードの最上級カードである、ダイナースプレミアムカードの会員さんなどからのご紹介という場合には営業担当の方が直接こちらにコンタクトを取ってきてくださり、そこでカードの申し込みに入るというケースも少なくありません。
その場合には営業担当やエージェントの指示に従って情報提供することで申し込みが完了します。
キャンペーン
そしてダイナースクラブカードは時期によって入会キャンペーンを行っていることがあります。代表的な入会キャンペーンについてご紹介していきます。
公式サイトオンライン申し込み限定
公式サイトからオンライン申し込みを行うと、公式サイトオンライン申し込み限定のキャンペーンということで、入会後、3カ月以内にエグゼクティブ ダイニングの利用で10,000円キャッシュバックがあります。
キャンペーンの期間は、2018年4月16日~2018年10月31日申し込み分(2018年11月30日入会分まで)です。
似たようなキャンペーンがしばしば開催されていますので、逐次申し込みをする際にはチェックしておきたい部分です。
また、過去には友人紹介プログラムもあり、ダイナースの会員さんから紹介してもらうと、初年度年会費無料や、入会後3ヶ月以内に100,000円以上カードを利用すると20,000ポイントプレゼントの特典がもらえた、というようなものもありました。
今後同じようなキャンペーンが開催されることもありますので、こちらも併せてチェックしておきましょう
ポイントプログラム
それではダイナースクラブカードのポイントプログラムについてはどのようになっているのでしょうか。
こちらについても確認していきましょう。
ダイナースのポイントプログラム「ダイナースクラブリワードポイント」では、毎月の請求金額の内100円につき1ポイントが貯まっていきます。
例えば1ヶ月の利用代金が130,000円だとするとポイントは1,300ポイント貯まることになりますね。
また、ダイナースでは主な公共料金の支払いの他に法人税や贈与税、石油ガス税、印紙税、登録免許税などの税金もカードで支払うことができますが、一部項目では加算レートが200円につき1ポイントになる項目があります。
しかし、他のクレジットカードではポイント付与対象外となる項目でもポイントが付与されることがあるのでこれはダイナースの利便性の高さがわかるところでもあります。
なお、EdyへのチャージやモバイルSuica、年会費、キャッシング、オプショナルサービスがポイント付与対象外となりますが、逆にポイントアッププログラムもしっかり用意されています。
ポイントアップ加盟店で利用するとポイントが2倍になるなどのプログラムがあり、この加盟店はダイナースならではでして、一流ホテルや旅館、レストランも加盟店に参加しており、旅行や出張などでもポイントがしっかり貰えるようにな仕上がりとなっています。
また、ダイナースクラブポイントモール経由でネットショッピングをするだけでもポイントプレゼントやキャッシュバックを受けることができます。ポイントだけではなくキャッシュバックも利用できるサービスはなかなかありませんのでこちらもダイナースならではのサービスと言えます。
さて、こうしてコツコツ貯まったポイントの使いみちですが、しっかりとダイナースらしい特色を出した使いみちが用意されています。
まず、よくあるアイテムとの交換では人気のあるバルミューダやダイソンなどの家電製品はもちろん、厳選されたグルメ、商品券、バカラのタンブラーなど多種多様なアイテムと交換することができきます。
また、リッツカールトン京都のアフタヌーンティーを楽しめたり、ホテルや旅館のペア宿泊券にと一流レストランやホテルなどでも使えます。
商品券やポイントへの交換先の一例を上げるとすれば、アマゾンギフト券、JCBギフトカード、iTunesカード、JAL旅行券、スターバックスカード、三越商品券、ANA SKYコイン、楽天スーパーポイント、スターバックスカードチャージなどへも移行または交換して利用することができます。
特にギフト券への交換先が豊富となっていますね。
もちろん、トラベルデスクでの旅行代金の支払いにも1,000ポイントを400円単位で、カード利用代金の支払い充当にも100ポイント30円単位で利用できます。
こうしてみていくとダイナースのポイント還元率は還元先によって変わることがわかりますが、還元率はおおよそ0.4%前後になります。
ポイントを貯めたい場合は、ポイントアップ加盟店で利用するのはもちろん、公共料金や税金の支払いでもダイナースを利用することがポイントとなることがわかりました。
次はポイントをマイルへ移行する際の方法などを確認していきます。
マイル交換方法
ダイナースでは他社クレジットカードと同様にポイントをマイルに交換することができ、その還元率の高さから特に人気となっているカードです。
交換方法ですが、交換するにはまず「ダイナースグローバルマイレージ」というマイル交換プログラムに登録する必要があります。
こちらは「クラブ・オンライン」という会員専用サイトにログインし、そこからダイナースグローバルマイレージに入会することができます。そして入会後にマイル移行の手続きに入ります。それほど難しい作業ではありませんので、案内に従って作業を進めていきましょう。
また、ダイナースグローバルマイレージに登録するには6,000円+税の参加費がかかるため頭の片隅に覚えておく必要があります。ちなみに先程のギフト券やアイテムなどの交換は無料でできますよ。マイルに交換するときだけ別途手数料がかかることになります。
なお、グローバルマイレージは自動更新となっているため、マイル交換しない年は忘れずに退会しておきましょう。
さて、マイルの交換先ですが以下のようになっています。
提携航空会社 | 備考 |
全日本空輸・ANAマイレージクラブ | 年間上限:80,000マイル
集計期間:12月21日~翌12月20日 |
アリタリア-イタリア航空・クラブ・ミッレミリア | 年間上限100,000マイル
集計期間:2月1日~翌1月31日 |
大韓航空・スカイパス | 年間上限100,000マイル
集計期間:2月1日~翌1月31日 |
デルタ航空・デルタスカイマイル | 年間上限100,000マイル
集計期間:2月1日~翌1月31日 |
ユナイテッド航空・マイレージプラス | 年間上限100,000マイル
集計期間:2月1日~翌1月31日 |
提携マイルの参加先の航空連合ですが、ANAとユナイテッド航空がスターアライアンスに、その他3社はスカイチームに参加しています。
そして気になる交換レートですが、ダイナースグローバルマイレージでは1,000ポイントで1,000マイルに交換できます。
ポイントは100円で1ポイント貯まりますから、実質100円で1マイルが貯まる計算になります。1マイル3円とするとその還元率は3%にもなりますから人気がある理由も頷けます。
アメックスとどちらがマイルを貯めやすい?
ダイナースでのマイル移行についてまとめてきましたが、気になるのは他社クレジットカードのマイル交換と比べてお得なの?という点ではないでしょうか。
そこで今回は、年会費や付帯サービスが似たアメックスでのマイル交換と比較していきたいと思います。
まず、ダイナースでは先程ご紹介したダイナースグローバルマイレージというプログラムに6,000円を払い登録するとマイルの交換ができるようになります。移行手数料は無料で提携航空会社は5社となっています。
対するアメックスでは、よりお得に交換するにはメンバーシップ・リワード・プラスに3,000円を払い登録するとダイナースと同じ移行レートでマイル交換することができます。
ただしANAのマイルへ交換する場合は別途移行手数料として5,000円を払う必要が出てきます。
ANAへ交換する際のトータル費用を考えるとアメックスが少し不利になりますが、ダイナースにはないメリットがありそれは提携航空会社が15社もある点になります。
アメックスでは15社ものマイレージプログラムにポイントを交換することができ、これほどの選択肢が用意されているマイル交換プログラムはそうそうありません。
様々な航空会社を利用される方はアメックスと相性が良いのではないでしょうか。
ちなみに、アメックスでは平カード(グリーン)もゴールドカードも利用するポイントプログラムは同じメンバーシップ・リワードとなっており、マイル交換も同じプログラムを利用することになります。
また、肝心のポイント付与条件もダイナースもアメックスも同じで100円につき1ポイントとなっていますが、わずかに違う点があります。
それはダイナースでは毎月の利用金額のうち100円につき1ポイントが貯まるのに対し、アメックスでは1回の利用ごとに100円未満切り捨ての計算方法で100円につき1ポイントが貯まります。つまり、1回99円のお買いものをした場合はポイントが付きません。
そのため毎月の合計利用金額でポイント付与計算がされるダイナースは毎月無駄なくポイントが貯まりますが、逆にアメックスでは毎回の100円未満切り捨てとなるため、若干のロスが出てしまうということになります。
もし、ポイントを取りこぼしなく貯めてマイルへ移行する!という場合にはダイナースがおすすめということになります。
ダイナースグローバル
マイレージ |
アメックス
メンバーシップ・リワード・プラス |
|
ポイント付与 | 毎月の合計利用代金のうち100円につき1ポイント | 1回の利用のうち100円につき1ポイント |
移行レート | 1,000ポイント=1,000マイル | ANA:
1,000ポイント=1,000マイル ANA以外: 1,250ポイント=1,000マイル |
マイルプログラム参加登録費 | 6,000円+税
自動更新 |
3,000円+税
自動更新 |
移行手数料 | 無料 | ANA:5,000円+税 |
提携航空会社数 | 5社 | 15社 |
年間移行上限 | ANA:80,000マイル
ANA以外:100,000マイル |
ANA:80,000マイル
|
提携航空会社 | ANA
アリタリア-イタリア航空 大韓航空 デルタ航空 ユナイテッド航空 |
ANA
アリタリア-イタリア航空 大韓航空 デルタ航空 ユナイテッド航空 チャイナエアライン ヴァージンアトランティック航空 タイ国際航空 キャセイパシフィック航空 シンガポール航空 ブリティッシュ・エアウェイズ スカンジナビア航空 フィンランド航空 エティハド航空 エミレーツ航空 カタール航空 エールフランス航空 |
その他の特典
ここからはダイナースの様々な特典についてまとめていきます。
ダイナースでは特に、グルメ、トラベル、エンターテイメントなどに力が入っており多彩な特典を楽しむことができます。
グルメ関連の特典
エグゼクティブダイニング
ダイナースといえばこちらのサービスを思い浮かべる方も多いかもしれません。提携レストランの所定のコース代金が2名で1名分、または6名以上で2名分のコース料金が無料になる特典があります。
提携レストランはもちろん一流のフレンチやイタリアン、中華、寿司、割烹など様々なジャンルの店舗と提携しておりその数は350店舗にもなります。
おもてなしプラン
こちらもダイナース会員限定のサービスとなっており、提携レストランで会員限定のサービスを受けることができます。提携先は割烹・料亭、フレンチ、中華、イタリアン、鉄板焼きなどの一流店舗となっており、153店舗で利用することができます。
「おもてなし」は店舗により異なりますがウェルカムドリンクが1杯無料など様々なおもてなしが用意されています。
料亭プラン
一見などでは予約が難しい高級料亭をダイナースが代わりに予約してくれるサービスとなっています。
主に東京都内と愛知の高級料亭を利用することができ、予約プランによっては芸者衆を呼ぶことができる料亭もありますので、ここぞという時に利用したいですね。
サイレンス・スタイル
レストランなどでのお食事代をクレジットカードを提示することなく支払うことができるサインレス・スタイルというサービスがあります。
こちらは事前に専用デスクに予約することで利用でき、予約当日は会食が終わったあとの支払い・チェックのステップをまるっとスキップすることができます。
つまり、支払の場面がないためゲストにスマートなおもてなしができますし、また、カード会員本人がその場にいなくてもサインレス・スタイルを利用できるため、接待やプレゼント、特別な日にも利用できます。
ナイトイン銀座
大人の遊び場としても古くから多くの人を集める銀座で優待が用意されています。
通常は優待などが用意されていない会員制のクラブやオーセンティックバーでもダイナースカードがあれば提携店舗でウェルカムドリンクなどの優待を利用することができます。
アラン・デュカス・エンタープライズとのパートナーシップ
ダイナースクラブ会員限定でNY、パリ、ベルサイユ、ロンドン、モナコ、香港、東京と各国に展開しているアラン・デュカスの一流レストランで特別な優待を受けることができます。
予約時にダイナースクラブ会員であることを伝えると対応してくれますよ。
トラベル関連の特典
空港ラウンジ
ゴールドカード以上のクレジットカードにほぼ付帯する空港ラウンジの無料利用サービスですが、ダイナースももちろんしっかり付帯しています。
本会員や家族会員は日本国内外600ヶ所以上の空港ラウンジを無料で利用することができます。
同伴者は有料となるため、家族でよく旅行に行く、などといった場合には家族カードの発行を済ませておくと良いかもしれませんね。
手荷物宅配サービス
海外から帰国時に、カード会員の荷物を1個まで無料で自宅に配送してくれるサービスもあります。
こちらは成田空港、羽田国際空港、関西国際空港、中部国際空港のJALエービーシーカウンターに荷物を持っていきダイナースのカードと搭乗券を提示することで利用できるサービスとなっています。
空港送迎タクシー、空港特急列列車、空港前泊ホテル、空港パーキングサービス
トラベルデスクで50万円以上の海外パッケージツアーや日本発の海外航空券を購入すると、
空港送迎タクシー・サービス
成田、関西、中部、羽田国際空港の送迎対象地域で空港から自宅までのタクシー1台分の片道料金が無料または一部負担で利用できます。
空港特急列車サービス
成田、関西国際空港までのJRや私鉄特急列車を指定区間内の2区間まで無料でチケットを手配してくれます
空港前泊利用ホテルサービス
成田、関西国際空港を利用するとき、ヒルトン成田やホテル日航関西空港の指定ルームを1室2名まで手配してくれます。
利用する2営業日前までにトラベルデスクへ空港前泊ホテルサービスを利用する旨を伝えると利用申し込みができます。
空港パーキングサービス
海外旅行期間の駐車料金が無料になるサービスもあります。成田空港、羽田空港の指定パーキングを無料で利用するには利用3営業日前までにトラベルデスクに利用申込の電話を入れます。
ただし大型連休や年末年始などの繁忙期は利用1ヶ月前に予約するなど早めの対応が必要になります。
また、利用条件となる海外旅行の購入をしなくとも、サンパーキング成田店と羽田浮島店では通常の駐車料金が30%オフとなる優待も用意されています。
レンタカー、カーシェアリング、グローバルWiFiなどの優待
タイムズ、Hertz、AVIS、Dollarのレンタカー優待、タイムズのカーシェアリングも優待価格で利用可能となっているため、旅先でドライブを楽しむことができます。
また、JALエービーシーの空港宅配、レンタル携帯電話、海外レンタルWiFi、手荷物一時預かりを優待価格で、グローバルWiFiも優待価格で利用可能となっているため海外でも安心してネットなどが利用できますね
ホノルルと京都でラウンジ利用も
ホワイではホノルル市内にカード会員1名につき同伴者4名まで無料で使えるホノルル・Lea Leaラウンジがあります。
ソフトドリンクやロッカー、インターネットなどが無料で使えるためちょっとした休憩や待ち合わせに利用できます。またLea Leaトロリーの1日乗車券を本会員と家族会員は無料でもらうことができますよ。
京都では京都駅前に用意された京都ホテルウエルカムラウンジを1日1回1時間、同伴者1名まで無料で利用することができます。
また、京都ホテルオークラに宿泊する場合は通常300円かかる手荷物の配送を無料で行ってくれます。
ダイナースカード1枚につき手荷物を片道1個、往復で2個まで無料で京都ホテルオークラまで配送してくれますから、よりスムーズに行動することができますね。
ラグジュアリーホテルの優待
ダイナースカード会員が泊まるにふさわしいラグジュアリーホテルやリゾートの優待も豊富に用意されています。
トラベルデスクからハイアットホテルズ&リゾーツを予約するとレイトチェックアウトや客室のアップグレードの特典が、ザ・ペニンシュラホテルズでは朝食、客室のアップグレード、IP電話による国際・国内通話無料、フィットネスセンターおよびプールの利用、ウェルカムアメニティ、WiFiの無料利用などの優待が受けられます。
また、ザ・リーディングホテルズ・オブ・ザ・ワールドのリーダーズクラブ メンバーシップに通常料金の半額でメンバーになることもできます。
世界各国にリゾートホテルを展開するLHWのメンバーシップは150米ドルかかりますが、75米ドルでメンバーシップになることができます。
宿泊サイト関連では一休.comプレミアサービスのプラチナ会員のサービスを1人1回まで利用でき、世界最大級の宿泊予約サイトHotel.comでは合計室料から8%割引となるサービスも利用できます。
また、トラベルデスクでは大手旅行会社のパッケージツアーなどもトラベルデスクから予約すると割引や優待などが受けられます。
そして、期間限定宿泊プランやペットプラン、スイートルームが半額となるプランなどさまざまなプランも用意され、ホテルだけでなく旅館もお得に予約することが可能となっています。
海外緊急アシスタンスサービス
ゴールドカードによく用意されている、海外の旅先でおすすめの観光スポットを知りたい、レストランの予約をしてほしいなどちょっとした相談やお願いができる海外トラベルデスクもダイナースではしっかり用意されています。
また海外緊急アシスタンスサービスでは、病気や怪我など様々なトラブルに日本語で電話相談に乗ってくれるほか、東京海上日動が提携する病院ではキャッシュレス、つまりその場で自己負担することなる治療を受けることができます。
この海外での緊急事態に対応してくれるサービスはゴールドカードやプラチナカード以上でなければ利用できないサービスですので、ここまでしっかり用意されているのはさすがダイナースというところでしょうか。
エンターテイメント関連の特典
カンフェティチケットサービス
会員向けに歌舞伎やオペラ、ミュージカル、バレエ、相撲、クラシックコンサートなど多彩な分野のチケットを24時間いつでも申し込み・購入できるサービスもあります。
ネットはもちろん電話でも申し込みが可能となっています。
銀座ショッピング優待プラン
ファッション、鞄、紳士用品、時計、宝飾、眼鏡、食器、インテリア、家具、美容室、エステ、呉服、和装小物、薫香、食品、ワイン、旅行、専門店など銀座のお店30店舗で様々な割引や優待を受けることができます。
利用方法は簡単で、お会計の際にダイナースクラブ銀座ショッピング優待を利用したい旨を伝えるだけでOKです。
GILT会員優待
高級ブランドの衣服や雑貨を最大70%オフで購入できるファッションサイトGILTでの優待は、割引券2,000円と無料配送券を毎月1枚プレゼントとして利用することができます。
ベーゼンドルファー・ピアノ購入特典
スタンウェイ、ベヒシュタインと並ぶピアノ製造御三家のベーゼンドルファーのピアノ(新品)を全国の特約店でダイナースカードで購入すると、納入調律を含め5年間で6回の調律料金が無料の特典がついてきます。
あのベーゼンドルファーの調律ともなるとそこそこお値段がしますから、嬉しい特典ですし、ベーゼンドルファーのグランドピアノとなると○千万円はしますから、それをカードで購入できるとはさすがダイナースです。
ミニクルーズ体験
会員制のミニクルーズ体験「マリーナ参観日」に10,000円/隻で参加することができます。通常は会員制マリンクラブへ入会しなければ体験できませんが、ダイナース会員であれば参加でき、ミニクルーズ体験ができます。
フィットネスジムなどの優待
洗練されたフィットネスやホットヨガスタジオを運営しているINSPAグループ各店で、体験料が無料、入会金・事務手数料・初月会費無料の入会特典を利用することができます。
また同伴者も同様の優待特典を利用できるため、家族や友人と一緒にスタートしやすいようになっているのもグッドですね。
また、コナミスポーツクラブでも優待が用意されており、都度利用制なら月5回まで500円引きに、月会費制なら法人会員料金で利用することができます。
入会手続時はダイナースクラブカードを忘れずに持っていきましょう。
スパ・エステの優待
クレ・ド・ポー ボーテサロン、ザ・リッツ・カールトン大阪スパ&フィットネス、ハイアットリージェンシー東京のスパ&ウェルネスなど高級スパやエステでもダイナース会員ならば優待を受けることができます。
プライベート看護サービス
病気や事故、老化など様々な理由で介護が必要なとき、看護方法や介護に関する相談をプライベート看護サービスでは無料ですることができます。
実際に介護する立場になってみなければわからない、介護保険から漏れる、誰に相談していいかわからないちょっとした介護の悩みも細かなところまで相談できるのはグッドですね。
また、訪問介護や退院直後の短期24時間の付き添い看護、一時外出時に付き添ってくれる看護など一般人では対処しきれない看護サービスをダイナース会員ならば優待価格で利用できる点も嬉しいですね。
ゴルフ関連の優待
名門ゴルフ場優待予約
国内屈指の名門ゴルフ場約90コースを優待価格で予約できます。利用希望日の6営業日前までにゴルフデスクまで申し込むと、月1回、1組3名以上から利用でき、プレー代金から税込み5,000円割引となります。
オンラインゴルフ場予約GDOの優待
ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)では、24時間いつでもゴルフ場の予約ができますが、ダイナースのポイントモール経由で予約するとボーナスポイントまたはキャッシュバックの特典または優待価格で申し込むことができます。
優待価格は100コース以上の対象コースが500円以上の割引きとなります。
ゴルフの上達に関する優待
東京、神奈川、大阪、兵庫の提携ゴルフスクールで、平日は50%、土日祝は25%割引きの優待でプライベートレッスンを受けることができます。
しかも入会金と年会費が不要、クラブ、レンタルシューズも無料で利用できるため仕事帰りも気軽に利用することができます。
また、室内ではシミュレーター、野外ではゴルフレンジの練習を優待価格で利用することができます。提携店舗へ直接電話予約する際に、ダイナースの割引優待を利用したい旨を伝えると利用できます。
そして東京恵比寿にあるウルトラクラブズでは、最適なゴルフクラブを探すためのフィッティングサービスを1時間無料で受けることができます。
通常は5,000円+税かかるものですからお得ですね。また、用品購入時は10%割引を受けられるなど嬉しいサービスもあります。
詳細
ダイナースクラブカードの詳細について表にして解説していきます。
まず年会費22,000円+税と少しお高めの値段となっていますが、これまでご紹介してきた特典を考えると安いぐらいではないでしょうか。
特典を利用すればするほど、お得になることは明白ですね。また、旅行時の補償やラウンジ利用の兼ね合いなどで家族カードを発行する場合は5,000円+税となっています。ETCカードは無料で発行できますのでお得ですね。
また、ダイナースの利用可能枠は制限なしですが、ショッピングリボやキャッシングを利用する場合は300万円までと決まっていますから頭の片隅においておくとよいでしょう。
付帯保険は国内外旅行保険ともに最高1億円、ショッピング保険は最高500万円までと充実の保証となっています。
そしてダイナースって使える店舗少ないんでしょ?と思われがちですが、実はJCBと提携しているため、多くのJCB加盟店でも利用できます。
原則海外ではDISCOVER加盟店でも利用可能です。このあたりの利便性も、ダイナースが世の中のエグゼクティブからの人気を集める理由の一つではないでしょうか。
【概要】 | |
年会費 | 本会員:22,000円+税
家族会員:5,000円+税 ETC:無料・ダイナースクラブカード1枚につき5枚まで |
入会の目安 | 安定した収入のある27歳以上の方 |
利用可能枠 | 制限なし |
ショッピングリボ | 最大300万円 |
キャッシング・カードローン | 最大300万円 |
支払い方法 | 一回払い・ボーナス一括払い・リボルビング払い |
【海外旅行保険】 | |
傷害死亡・後遺障害 | 自動付帯:5,000万円
利用付帯:5,000万円 |
傷害・疾病治療 | 自動付帯:300万円 |
賠償責任 | 自動付帯:1億円 |
携行品損害 | 自動付帯:50万円 |
救援者費用 | 自動付帯:300万円 |
【国内旅行傷害保険】※全て利用付帯 | |
傷害死亡・後遺障害 | 最高1億円 |
入院 | 日額5,000円 |
手術 | 手術の種類によって5・10・20万円 |
通院 | 日額3,000円 |
【ショッピング・リカバリー(動産総合保険)】 | |
年間限度額:500万円
自己負担額:1品10,000円 |
プレミアムカードを作るためには
先程一瞬だけ登場したダイナースプレミアムカードですが、こちらはダイナースクラブカードの中の最高峰カード、一般的にブラックカードと呼ばれるようなランクのクレジットカードです。
ブラックカードというくらいですから、一般的なクレジットカード申し込みの方法では入会することができず、ダイナース側から「お客様は特別なお客様ですので、ぜひ当社の最上級カードをお使いください」というようなインビテーション、つまり招待を受け取らなければ申し込みをすることすらできないような仕上がりとなっています。
この招待、インビテーションを受け取るためにはいくつかの条件をクリアすることになります。
まずは何と言っても、通常のダイナースクラブカードを取得し、その利用実績を積み重ねていくという事が最低条件となります。
具体的にはダイナースクラブカードをメインカードとして利用し、高級店から一般的かつ庶民的なお店まで、様々な所でカード決済しているという実績を作るという作業を行います。
年間で200万円から400万円以上のクレジットカード決済があると、およそ1年から2年程度でインビテーションを打診できるだけの最低限の土俵に立つことはできる、と考えて差し支えはないでしょう。
この最低条件をクリアした上で、通常の場合はインビテーションをもらって、現在のダイナースクラブカードをアップグレードするという方法を取ることになるのですが、この他にもう二つ、ダイナースクラブプレミアムを持つ方法があります。
一つ目は、自分からヘルプデスクに電話してクレジットカードのアップグレードを打診するといういわゆる「突撃型」という方法です。
この方法は、ヘルプデスクに電話してアップグレードをお願いするという直接的な方法ですので、メリットとしてはすぐにその場である程度の結果が出るというものがあります。
一見すると無謀な方法にも見えますが、インビテーションを待ちきれずにヘルプデスクに電話するということはそれだけダイナースプレミアムを取得したい、インビテーションが来たら絶対に断らない、という意思表示でもありますので、そういった部分を買って担当者がアップグレードの検討をしてくれるというケースも十分に期待できます。
二つ目は、すでにプレミアムカードを持っている人から紹介してもらうという方法です。
こちらは言わずもがな、すでにプレミアムカードを持っている、いわばダイナース側からすれば超お得意様のお客様から「この人もダイナースプレミアムを持ちたがっているからぜひ検討してみてはもらえないか」と打診されるわけですから、担当者も無下にすることはできません。
この場合はダイナース側の担当者から直接コンタクトが入りますので、プレミアムカードへのアップグレードを希望する場合にはその旨を伝えるようにしましょう。
また、法人の場合にはダイナースクラブカードを作らずとも、紹介を受けることで一発でブラックカード、つまりダイナースプレミアムカードがつくれることもある、ということがあります。
類は友を呼ぶという言葉がありますが、やはり経営者は経営者の友人が多いものですし、医師は医師の友人が多く、言ってしまえばお金持ちの友達はまたお金持ちである、ということもできるのです。
ダイナースの営業担当者はその辺りの事をよ~く分かっていますので、ダイナースプレミアムのホルダーからの紹介についてはかなりのスピード感で手続きが進む傾向にあります。
まとめ
今回はダイナースクラブカードの審査の流れやポイントを貯めるコツについてご紹介してきました。
ダイナースクラブカードは通常ランクのカードでも、他のクレジットカードで言うところのゴールドカードに相当する高いステータス性を持っていることから年会費も若干割高ですが、それでもこちらのクレジットカードを持っていることで様々な特典を受けることができるようになっています。
また、ステータス性も非常に高いため、ビジネスの第一線で活躍される方々などには非常におすすめの1枚となっています。