コンビニエンスストアは、今や私たちの生活にとって非常に身近な存在となっています。
コンビニは、全国に5万店舗を超える数があり、お世話になることも多いのではないでしょうか。
一昔前までは、コンビニで使えるクレジットカードの種類が少なかったこともありましたが、今やどのコンビニでもほとんどのクレジットカードを使うことができます。
今回は、主なコンビニ(セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン)でお得になるクレジットカードを「コンビニ別」に紹介していきます。
普段からよく利用するコンビニで、どのクレジットカードがお得になるのかの参考にしてみてください。
目次
コンビニではクレジットカードが使える

コンビニでのお買いものには、クレジットカードを使うことができます。
以前にテレビでも見かけましたが、コンビニでの支払いは、4割の方が現金派らしいです。
ということは、4割の方の中にはコンビニでクレジットカードを利用したことが無い方もいるかもしれませんね。
コンビニでのお買い物で、クレジットカード決済をする際の特徴を説明していきます。
コンビニでは常に1回払い
コンビニでカード決済をしようとしたら、クレジットカードを店員さんに渡すことになります。
通常、デパートや専門店で買い物をしようとすると、カードでの支払いの際には、カードを渡すと「支払い方法」に関して聞かれることと思います。
「1回払い」にするか、「分割払い」にするのかの確認をされますよね。
しかし、コンビニでクレジットカードを利用した場合には、支払い方法は必然的に「1回払い」のみです。
ですから、コンビニの店員さんと支払い方法に関してのやり取りをすることはありません。
サインも暗証番号も不要
飲食店等でクレジットカードを使う時でも、サインや暗証番号の入力を求められると思います。
サインや暗証番号を入力するのには多少の時間がかかるので、レジ前に列ができている場合などは、気を遣ってしまう方もいると思います。
この点を考慮して、コンビニでのクレジットカードの利用を控えているとすれば、もったいないことをしているかもしれません。
コンビニの利用時には、ほとんどのコンビニで1万円に満たないお買い物の際には、サインや暗証番号は不要です。
クレジットカードを店員さんに渡すと、カードリーダーにサッと通すだけで支払いが済んでしまいます。
財布から小銭を探して支払うよりもずっとスムーズにお会計ができますから、とてもスマートだと言えます。
コンビニごとに使える国際ブランドが違う

昔は、ブランドによっては使えないクレジットカードもありましたが、現在ではほとんどの国際ブランドのクレジットカードが使えます。
参考までに、各コンビニで使える国際ブランドは以下の通りです。
セブンイレブン | ファミリーマート | ローソン | |
JCB | ○ | ○ | ○ |
VISA | ○ | ○ | ○ |
MasterCard | ○ | ○ | ○ |
アメックス | ○ | ○ | ○ |
ダイナースクラブ | ○ | ○ | ○ |
UnionPay(中国銀聯) | × | ○ | ○ |
Discover | × | × | ○ |
コンビニで現金派が多いのはなぜか

先ほども少し触れましたが、コンビニでの支払い方法は現金だという方が4割もいるんです。
実際のところ、コンビニで現金派の方達は、どのような理由で現金払いを貫いているのでしょうか。
少額なので気が引ける
コンビニでの支払いが現金派の人たちがクレジットカードを使わない一番の理由は、コンビニでの少額のお買い物にカードを使うのが恥ずかしいということらしいです。
500円未満のお会計をカードで支払うということは、
「現金の手持ちが無いのかなと思われないか」
「少額の買い物にもポイントをつけたがっているケチな人と思われないか」
という他人から目が気になる方が多いようです。
おそらく、一昔前ではそのような目で見ていた方も多かったかもしれませんが、コンビニでカードを利用しているだけでそこまで不信感を持った目で見る人は少ないと思います。
むしろ、私なんかはコンビニで現金払いの人を見て、クレジットカードで払えば得になるということを知らないんだなと思うぐらいです。
利用額が把握できない
コンビニ現金派の人たちがカード利用を避ける理由として、クレジットカードを利用しているといくらお金を使ったのかが把握できなくなるということらしいです。
確かに、財布の中にあるお金をベースに生活をしていれば、大体いくら使ったかの把握はできますよね。
しかし、クレジットカードでの支払いをメインにしている場合、財布の中身はずっと変わりませんから、人によっては把握が難しくなるかもしれませんね。
無駄遣いを防ぐ
クレジットカードで支払いをしていると、ついつい使い過ぎてしまうという理由もありました。
クレジットカードなら手持ちのお金が無かったとしてもお買い物ができてしまいますから、無駄遣いの可能性は確かにありますよね。
きちんと、利用明細をチェックする習慣をつけることが大事になってくると思います。
コンビニでクレジットカードを使うべき理由

コンビニ現金派の人たちがクレジットカードを使わない理由は分かりました。
しかし、冷静に考えれば考えるほど、コンビニではクレジットカードを使う方がメリットが明らかに多いんです。
ポイントが貯まる
コンビニでクレジットカードを使う理由で一番多いのが、この「ポイントが貯まる」からというものです。
そもそもコンビニには独自のポイントカードシステムがあったりもしますが、それとクレジットカードを併用することで、さらにポイントが貯まるようになります。
ポイント還元率の高いクレジットカードや、コンビニと提携してポイント還元率を高めているクレジットカードなどもありますから、賢く使えばかなりお得になります。
現金を持ち歩かなくて済む
人によっては、財布の中身は常にすっきりさせておきたいという人も多いようです。
そのような人は、クレジットカードを財布に入れておくことで、コンビニなどでの小銭は不要になります。
当然、クレジットカードで決済をすればおつりが出ることもありませんから、常にお財布はすっきりしたままです。
現金を持ち歩きたくないという人には、クレジットカードは非常に便利な決済手段ですよね。
会計がスムーズ
先ほども少し触れたところですが、コンビニでのクレジットカード決済には、サインも暗証番号の入力も不要です。
ですから、コンビニでのお会計を非常にスピーディに済ませることができます。
もし、決済に時間がかかるという理由でコンビニでのクレジットカードの利用をためらっている人がいれば、一度使ってみることをおすすめします。
お金の管理がしやすい
現金派の人たちからは、「使ったお金が把握できない」とか、「無駄遣してしまいそう」という理由が挙げられていました。
しかし、コンビニでクレジットカードをメインに利用している理由として、「お金の管理がしやすい」という理由も聞かれます。
今ではインターネットでいつでも利用明細をチェックすることができますから、レシートをいちいち保管しなくても支出を管理することができます。
しかも簡単に過去の支出をさかのぼって確認することもできますから、使いようによっては、クレジットカードの方がお金の管理には向いているとも言えます。
電子マネーを使ったポイント二重取りが可能

また、コンビニでは、クレジットカード払いもおすすめですが、クレジットカードチャージを利用した電子マネーでの支払いもおすすめです。
電子マネーは最近利用できる店舗が増えてきているので、とても便利な上にポイントを貯めることもできます。
しかも、クレジットカードで電子マネーのチャージを行うことで、二重でポイントを獲得することができるんです。
つまり、クレジットカードで電子マネーにチャージすることでポイントをもらえ、その電子マネーで支払いをすることで、またポイントがもらえるというわけです。
これが、ポイントの二重取りです。
ただ、電子マネーの種類によって、チャージできるクレジットカードが異なるということと、チャージはできてもポイントが付与されないカードもあるので注意が必要です。
楽天Edyを使ったポイントの二重取り
電子マネーとして最もシェアを有するのが、「楽天Edy」です。
楽天Edyを例に挙げて、ポイントの二重取りの方法を説明していきます。
楽天Edyのポイント還元率
楽天Edyの加盟店で、楽天Edyを使って決済をするとポイントが付与されるわけですが、その際のポイント還元率は0.5%です。
一般的なクレジットカードの還元率と同程度の還元率ということになっています。
楽天Edyに一番お得にチャージできるカード
楽天Edyにチャージできるカードは決められていて、どのカードでもポイントの二重取りができるわけではありません。
まずは、楽天Edyにチャージができて、しかもポイントがもらえるカードを見つけることが必要です。
ちなみに、「楽天」という名のついた電子マネーですから、楽天カードを使うのが一番お得になるのかと思ってしまいがちですが、実はそうではありません。
楽天カードの基本ポイント還元率は1.0%なのですが、楽天Edyへのチャージでは還元率が0.5%に下がってしまうんです。
実は、楽天Edyに一番お得にチャージできるクレジットカードは、ポイント還元率1.2%を誇る「リクルートカード」なんです。
楽天Edyでポイントを二重取りする方法

では、リクルートカードと楽天Edyを利用してポイント二重取りをする方法について見ていきます。
前提として、リクルートカードの国際ブランドがVISAかMasterCardである必要があります。
JCBブランドのリクルートカードでは、楽天Edyにチャージすることができませんので気を付けておきましょう。
楽天Edyにクレジットカードを登録する
まずは、楽天Edyのアプリからリクルートカードを登録する必要があります。
この登録をすることで、楽天Edyにリクルートカードからチャージを行うことができるようになります。
アプリからチャージを行う
そして、アプリ上からチャージを行うと、チャージ額の1.2%のリクルートポイントが貯まります。
リクルートカードのすごいところは、楽天Edyへのチャージでも1.2%という高い基本ポイント還元率が下がらないところです。
例えば、1万円をチャージすると、120リクルートポイントが貯まります。
楽天Edyで決済をする
そして、チャージした楽天Edyで1万円分のお買い物をしたとすると、0.5%のポイント(複数のポイントから選択可)が貯まるわけです。
つまり、還元率は1.7%になるということですね。
普通にクレジットカードで決済をするよりもお得に支払いができるようになります。
このように楽天Edyに限らず、電子マネーと電子マネーへのチャージでポイントが付くカードを併用することで、非常に高い還元率を実現することができるんです。
最近は、どのコンビニでも電子マネーを利用できますから、賢くお得にお買い物をすることができます。
コンビニでカード払いができるもの

コンビニでクレジットカードを利用できるのは確かなのですが、クレジットカードで買えるものと買えないものがあるんです。
クレジットカードで各種チケットを買える
コンビニの端末から発行されるチケット(映画やテーマパーク等)は、クレジットカードで支払えるものがあります。
ただし、これはコンビニにより取り扱いが異なってくることも多いので事前に確認をするようにしましょう。
タバコをクレジットカードで買える
タバコを吸う人からすると、タバコ代は毎日かかるもので、毎日1箱吸うとすると、月間13,000~14,000円程度かかります。
年間にすると、150,000~170,000円もの金額をタバコ代に支払っていることになります。
このタバコ代を還元率が1.0%のクレジットカードで支払っていた場合、年間で1,500~1,700円分のポイントの付与を受けられます。
タバコをクレジットカード払いで買うというのは、現金払いよりも手間がかかりませんから、支払いも楽になって、タバコもお得に買えるのであれば、クレジットカードで支払った方がいいのは間違いないですよね。
公共料金はクレジットカードでは支払えない
コンビニでもクレジットカードで支払えないものがあります。
それが、公共料金などの支払いです。
コンビニでこれらの料金の支払えるのは、コンビニが仲介に入ってお金を支払ってくれてるからです。
コンビニの収納代行での利益は非常にわずかな手数料のみです。
ですから、この支払に対してポイントを付与していたら、コンビニとしては困ってしまうんですね。
公共料金をクレジットカードで支払う裏ワザ

先ほどは公共料金等の収納代行をクレジットカードで支払うことができないと説明しましたが、、実はこれらの支払いにポイントを付けることができる裏ワザがあるんです。
しかし、どのクレジットカードでもできる方法ではありません。
この方法を使えるのは、nanacoチャージでポイントが付くクレジットカードと、ファミマTカードの2枚だけです。
nanacoチャージでポイントが付くクレジットカードの場合
nanacoといえば、セブンイレブンで使えるプリペイドカード式の電子マネーです。
実はこのnanaco、公共料金等の支払いに使える唯一の電子マネーなんです。
つまり、先ほどクレジットカードでは支払いができないと説明していた「収納代行」の支払いに利用することができるんです。
nanacoは、各種公共料金や収納代行の他に、切手・ハガキ代、プリベイドカードの購入の支払いにも使えます。
ただし、nanacoポイントは付与されません。
nanacoにクレジットカードでチャージする
上記の支払いでnanacoポイントを貯めることはできないのですが、クレジットカードの中にはnanacoへのチャージに対してポイントが付与されるカードがあります。
つまり、クレジットカードでnanacoにチャージをして、そのnanacoで公共料金や収納代行を支払うことで、クレジットカードのポイントを貯めることができるんです。
ちなみに、nanacoでは税金の支払いも可能ですから、各種税金の支払いに対しても同じ方法でポイントをつけることができます。
税金をクレジットカードで支払う方法もあるのですが、その場合は手数料がかかってしまいますから、この方法で支払う方がお得です。
ファミマTカードは公共料金を支払える
基本的にクレジットカードで公共料金を支払うことはできませんが、唯一ファミマTカードだけ、ファミリーマートでの公共料金の支払いに利用することができます。
付与されるポイントは、ショッピングポイントだけですから、200円につき1ポイントです。
還元率はそれほど高くないと感じるかもしれませんが、公共料金等の固定費は毎月支払わなければならないものが多いですから、年間の対象額は馬鹿になりません。
ちなみに、以前はファミマTカードで税金の支払いもできたのですが、現在はできなくなってますので注意しておきましょう。
よく利用するコンビニの特徴を知っておこう

おそらく、自身がよく利用するコンビニというのは人それぞれだと思います。
どのコンビニでクレジットカードを利用するかによって、お得になる方法が違います。
そこで、セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップのそれぞれのコンビニの特徴や貯まるポイントについて説明しておきたいと思います。
セブンイレブンの特徴
セブンイレブンは、コンビニのシェアでは日本一です。
セブンイレブンの利用で貯まるポイントは、セブン&アイホールディングスが発行している電子マネー「nanaco」を利用することで、nanacoポイントを貯めることができます。
セブンイレブンでのクレジットカードを利用するメリットを説明する際に、欠かせないのが、先ほども説明したnanacoチャージによるポイント獲得方法です。
セブンイレブンを利用する、しないに関わらず、公共料金や税金の支払いでポイントを貯めたいのであれば、nanacoチャージでポイントが付与されるクレジットカードを持っておくことが必要です。
公共料金・税金の支払い専用にnanacoとクレジットカードを用意する人もたくさんいますから、興味がある方は検討してみましょう。
ファミリーマートの特徴
ファミリーマートは、業界第2位のコンビニエンスストアです。
先日サークルK・サンクスを買収し、一気にセブンイレブンの店舗数に迫り話題になりました。
ファミリーマートと言えば、Tポイントが貯まるコンビニとしてあまりに有名ですよね。
クレジットカードを持っていなくても、Tポイントカードを持っているという方も多いのではないでしょうか。
特定の電子マネーがあるわけではありませんが、特定のクレジットカードを持っているだけで、商品を特別価格で買うことができたりします。
ローソンの特徴
ローソンは、三菱商事が筆頭株主のコンビニエンスストアです。
ポイントシステムとしては、タヌキのキャラクターで人気のPontaポイントが貯まります。
ローソンの場合、セブンイレブン、ファミリーマートのように公共料金を支払える方法が存在しません。
しかし、ローソンではLoppiを使いこなすことで、どこよりもお得に買い物をすることができます。
Loppiで発券できる「お試し引換券」は、商品を半額で買うことができることもあります。
うまく利用できれば、実質の還元率はすごいことになります。
コンビニ別のおすすめクレジットカードを紹介
コンビニによってお得になるおすすめのクレジットカードは違います。
そこで、おすすめのクレジットカードをコンビニ別に紹介すると同時に、そのカードをどのように活用すれば、お得になるのかについてまで詳しく解説していきます。
セブンイレブンでお得になるクレジットカード
セブンイレブンでお得になるクレジットカードとして2枚を紹介します。
それぞれお得になる方法が違いますので、どちらが自分の生活スタイルに合うのかを検討してみてください。
セブンカードプラス

年会費 | 初年度無料 翌年度以降500円(税込) ※前年度のショッピング利用が本会員、家族会員合わせて5万円以上で年会費無料 |
国際ブランド | VISA、JCB |
ポイント還元率 | 0.50% |
貯まるポイント | nanacoポイント |
セブンカード・プラスは、セブン&アイグループでお得になるように作られたクレジットカードです。
年会費は500円(税込)ですが、年間で5万円以上利用することで、年会費は無料になります。
セブンイレブンやイトーヨーカドーでよくお買い物をする人
- nanaco一体型のクレジットカードが欲しい人
- nanacoのオートチャージを利用したい人
- nanacoポイントを効率よく貯めたい人
以上のような人は、セブンカード・プラスを持つことでセブンイレブンでお得になります。
セブンイレブンでの利用で還元率は1.5%
セブンカード・プラスの基本還元率は0.5%(200円につき1ポイント)なのですが、セブンイレブンでのお買い物に利用すると、nanacoポイントは1.5%(200円で3ポイント)貯まります。
これは、セブンイレブンだけでなく、イトーヨーカドーやデニーズでも同じ1.5%の還元率が適用されます。
そもそもセブンカード・プラスは、セブン&アイグループでお得なることを前提として作られているカードなので、今後サービスが拡大する可能性もあり見逃すことはできません。
nanaco一体型のカードを選べる
セブンカード・プラスは、nanacoとの相性がとても良く、カードの利用で貯まるポイントはnanacoポイントが貯まります。
また、nanaco一体型のカードを選択すれば、nanaco機能を搭載したクレジットカードとしても活躍します。
nanacoの機能が付いているクレジットカードは他にはありません。
nanacoへのオートチャージにも対応
しかも、クレジットカードの中で唯一nanacoへのオートチャージ可能となっているので、いちいちnanacoの残高を気にする必要がありません。
nanacoユーザーには非常に便利です。
nanacoチャージでは0.5%の還元率
セブンカード・プラスは、公共料金の支払いでポイントを貯める方法のところで説明したnanacoチャージでもポイントが付与されるクレジットカードです。
しかし、セブンカード・プラスのnanacoチャージでのもらえるポイントは少なめです。
200円につき1ポイントしかnanacoポイントが貯まりません。
そのため、もしnanacoチャージをフル活用したいということであれば、次に紹介するリクルートカードを検討してみてください。
貯まるポイントがnanacoポイントなのが便利
セブンカード・プラスは、この後に紹介するリクルートカードより優位な点としては、貯まるポイントがnanacoポイントに統一できるという点です。
貯まるポイントが二つに分かれてしまうと、その後のポイントの使い道が難しくなる可能性もあります。
リクルートカード

年会費 | 永年無料 |
国際ブランド | VISA、MasterCard、JCB |
ポイント還元率 | 1.20% |
貯まるポイント | リクルートポイント |
リクルートカードは、じゃらんやHot Pepperを運営するリクルートが発行しているクレジットカードです。
リクルートカードは年会費無料にも関わらず、1.2%という高還元率を誇る大人気カードです。
nanacoチャージでも1.2%の還元率
リクルートカードは、nanacoチャージ可能なクレジットカードの中で最高の還元率のカードです。
先ほども説明しましたが、nanacoは公共料金や税金を支払うことのできる唯一の電子マネーです。
nanacoチャージでポイントが付与されるクレジットカードを利用することで、公共料金や税金の支払いに間接的にポイントを付けることができます。
もちろん還元率は、1.2%です。
nanacoではクオカードを買うことも可能
実は、nanacoへのクレジットチャージでお得になるのは、公共料金や税金の支払いだけではありません。
何とクオカードを購入することができるのです。
あまりクオカードを高額で購入したことが無い方は知らないかもしれませんが、クオカードの10,000円券を購入すると、10,180円使えるクオカードがもらえます。
つまり、これだけで還元率は1.8%です。
このクオカードの10,000円券をリクルートカードでチャージしたnanacoで購入することで、還元率3%で買い物ができるようになるんです。
クオカードであれば、セブンイレブンだけでなく、他のコンビニや本屋さんなどでも使うことができますから、非常に便利でお得になるシステムとなっています。
VISAとMasterCardなら楽天Edyにもチャージ可能
また、リクルートカードはnanaco以外の電子マネーにもチャージでポイントが付与されます。
国際ブランドによって変わってくるのですが、以下にまとめておきます。
VISA | MasterCard | JCB | |
nanaco | ○ | ○ | ○ |
楽天Edy | ○ | ○ | × |
モバイルSuica | ○ | ○ | ○ |
SMART ICOCA | ○ | ○ | × |
リクルートカードは、VISAかMasterCardを選択すれば、楽天Edyにもnanacoにも還元率1.2%でチャージすることができる使い勝手抜群のカードになります。
貯まるポイントはリクルートポイント
リクルートカードの唯一のデメリットとしては、貯まるポイントがリクルートポイントであるという点です。
セブンイレブンでnanacoチャージを活用して税金や公共料金を支払った時に貯まるポイントも「リクルートポイント」です。
リクルートポイントは主に以下のサービスで利用可能です。
- じゃらん(旅行)
- ホットペッパー(飲食店)
- ホットペッパービューティー(美容院)
- ポンパレモール(ネットショッピング)
また、リクルートポイントは、Pontaポイントに交換することもできますから、ローソンや昭和シェル石油、ケンタッキー、GEOなどで使うことができます。
Pontaポイントが使える店舗まで選択肢を広げると使いやすさは増しますが、リクルートポイントを貯めても使い道が難しいという方は、還元率は落ちますが他のカードの方がお得かもしれません。
nanacoチャージでTポイントが貯まるYahoo!JAPANカード(還元率1.0%)や、セブンカード・プラス(還元率0.5%)を選択肢に入れましょう。
ファミリーマートでお得になるクレジットカード
ファミリーマートでお得になるクレジットカードも2種類紹介します。
どちらもTポイントが貯まるクレジットカードとなっていて、ファミリーマート非常に相性の良いカードです。
ファミマTカード

年会費 | 永年無料 |
国際ブランド | JCB |
ポイント還元率 | 0.50% |
貯まるポイント | Tポイント |
ファミマTカードは、その名の通り、ファミリーマートでお得に買い物をできるようにと作られているカードです。
リボ払い専用のカードとなっているのですが、会員サイトから登録することで1回払いと同じような使い方ができます。
年会費も無料ですから、ファミリーマートを利用することがある方は、ぜひ持っておきたいカードです。
買い物がお得になる曜日や条件がある
ファミマTカードは、使い方によっては還元率が最大で4.5%まで上がります。
ファミリーマートでは、ファミマTカード会員限定でお得になる曜日を設定しています。
- 火曜日と土曜日は「カードの日」でポイント5倍
- 水曜日は「レディースデー」で女性の方はポイント2倍
- 25歳以下の方は「若者応援ポイント」でいつでもポイント2倍
このような日を選んでお買い物をすることでポイント還元率をアップすることができます。
ファミランクを上げればさらにお得になる
ファミリーマートでは、Tカード会員限定でファミランクというサービスを行っています。
これは、Tカード会員が全国のファミリーマートで買い物をした合計金額をもとにランクを設定するサービスです。
その「ファミランク」に応じてファミリーマートでのポイント還元率がアップしていくんです。
ゴールド会員(月15,000円以上の利用)になれば、翌月は200円につき3ポイントも獲得できるようになり、還元率は1.5%まであがります。
しかもこのファミランクは、先ほど紹介したポイントアップデーとの併用が可能でですから、最大で還元率を4.5%までアップさせることができます。
Tポイントプラスでポイントがどんどん貯まる
ファミリーマートでは、ファミマTカードの提示でキャンペーンポイントが上乗せされる商品があります。
Tポイントプラスの対象商品を選んで買い物をすることで、Tポイントがどんどん貯まります。
公共料金・クオカード・切手も購入可能
ファミマTカードは、ファミリーマート限定ですが、公共料金やクオカード、切手も購入することができます。
nanacoチャージの場合、間接的にしかポイントを貯めることができませんでした。
ファミマTカードは直接ファミマTカードで支払いができるため、手間がかかりませんし、ポイントもTポイントが貯まります。
ローソンでお得になるクレジットカード
ローソンでお得になるクレジットカードに関しては、1枚に厳選して紹介させていただきます。
というのも、ローソンで利用するならこのカード以外は考えにくいからです。
dカード

年会費 | 1,250円(税抜) ※年1回以上の利用で年会費無料 |
国際ブランド | VISA、MasterCard |
ポイント還元率 | 1.00% |
貯まるポイント | dポイント |
dカードといえば、ドコモの携帯電話を利用している人しか得をしないと思い込んでいる人が多いかと思いますが、そんなことはありません。
最近、dカードはどんどん加盟店を増やしており、特にローソンではかなりお得になるクレジットカードとして話題です。
ローソンで最大5%もお得になる
dカードは、実はローソンで一番お得になるクレジットカードなんです。
JMBローソンPontaカードというクレジットカードがあるので、そちらの方がローソンでお得になりそうな気がしてしまいますよね。
しかし、dカードを利用することでローソンでの還元率は最大5%にもなります。
ローソンでdカードを提示して1%、dカードで決済をすれば1%、そしてdカードかiDで決済をすれば請求額から3%の割引が適用されます。
コンビニで5%もの割引を受けられるカードは他にはありませんから、割引率だけ見ればローソンでのdカードでのお買い物が一番得をする計算になります。
dポイントをお試し引換券に使える
ローソンの特徴としては、「お試し引換券」というものがあります。
ローソンに設置されている端末のLoppiで発券するので、Pontaポイントでしか発券できないと思っている人は多いのではないでしょうか。
しかし、実はdポイントでも「お試し引換券」を発券できるんです。
そのため、お試し引換券を利用してローソンでお得に買い物をしたいと考えている方が貯めるポイントの選択肢は、dポイントでもいいんです。
意外と使い道が多いdポイント
dポイントは、加盟店を急速に増やしていて、かなり使い勝手の良いポイントとなっています。
例えば、マクドナルド、東急ハンズ、イオンシネマ、ジョーシンなどでdポイントを貯めて使うことができます。
また、マクドナルドではローソンと同じく最大5%の還元率となりますし、スターバックスでカード利用で4%の還元率となります。
スターバックスでは、dポイントを使って3000ポイント単位で1:1の比率でチャージも可能ですから、dカードはローソンだけでなくてもお得になるクレジットカードです。
まとめ
コンビニエンスストアは、その店舗数の多さと24時間営業の業態で私たちの生活に欠かせないものとなっています。
それと同時に、コンビニエンスストアのデメリットとしては、スーパー等と比べると商品の価格が比較的高いということではないでしょうか。
最近では、コンビニもポイント還元を積極的に進めていることから、ポイントを付与することを前提に価格を設定しているとも考えられます。
こう考えると、コンビニでは現金払いだと損してしまっていることになりますよね。
自分が利用する頻度が一番多いコンビニでお得になるクレジットカードを作るだけで、だいぶお得にお買い物ができるようになります。
今回の記事を参考にして、コンビニでお得になるクレジットカードを1枚ぐらい財布に忍ばせておくことをおすすめします!