クレジットカードは、様々な側面から生活をサポートしてくれる決済手段です。
ショッピングでは、ポイントがたくさんもらえたり、ショッピング保険が付いているものもあります。
また、海外旅行の際には現金を持ち歩くリスクを減らしてくれるだけでなく、万が一の際の旅行傷害保険も付いています。
ただ、クレジットカードをいざ作ろうと思うと意外と時間がかかります。
でも何とか今日中、明日中にはクレジットカードが欲しい!というケースもあるのではないでしょうか。
今回は、思い立ったらすぐに作れてすぐに受け取れるクレジットカード、つまり「即日発行可能なおすすめのクレジットカード」を特集していきたいと思います。
目次
クレジットカードを作るには時間がかかる?

一般的にクレジットカードを作ろうと思うと、どれぐらいの時間がかかるのでしょうか。
カードの作成にかかる時間は、カードの種類によって様々です。
特に時間がかかるカードであれば、申込からカードを受け取るまでに1カ月程度かかるカードもあります。
平均的には、大体10日~2週間程度はかかるものだと思っておいてください。
最近は、カードの発行までの時間がどんどん短縮されている傾向にあります。
カード作成に時間がかかる理由
クレジットカードの作成にはなぜ時間がかかってしまうのかを、申し込みからカードを受け取るまでの手続きの流れを見ていくことで検証してみましょう。
申込に時間がかかる

クレジットカードを作るには、まず申し込みの段階で時間がかかります。
申込方法によって、時間のかかり方はどれぐらい違うのでしょうか。
クレジットカードの申込には主に3つの方法があります。
①オンラインでの申し込み
オンラインでの申し込みが一番簡単で時間のかからない申込方法です。
場所と時間を問わず申込ができますし、カード会社への申込情報の受け渡しが非常にスムーズにいきます。
また、オンラインからの申込限定でお得なキャンペーンなども行われていますからお得に申し込むこともできます。
②郵送での申し込み
郵送での申し込みの場合、申込書類を取りに行ったり、取り寄せたりする時間と、書類を郵送する時間が両方かかってしまいます。
一度で正しく記入して郵送できれば大丈夫ですが、もし記入漏れや不備が見つかれば、書類が返送されてきて、それを送り返して、と結構な時間がかかる可能性もある方法です。
しかも情報漏洩のリスクもありますから、あまり賢い方法ではありません。
③店頭での申し込み
店頭での申し込みの場合、入会担当者と一緒に書類の記入などを行うため、ミスが起きにくいです。
また、書類がすぐにカード会社に受理されるので比較的スピーディーに手続きが進みます。
店頭での申し込みの場合にもキャンペーンが行われているので、ネットの操作が不安な方にはおすすめかもしれません。
即日でカードを受け取るには郵送では不可能
急いでクレジットカードが欲しいと考えている人にとっては、「郵送での申し込み」は選択肢から外れます。
「オンラインでの申し込み」か「店頭での申し込み」をすることで、クレジットカードを即日発行できる可能性が残されるわけです。
審査に時間がかかる

クレジットカードを作成する流れの中で、次に時間がかかるのが「審査」のステップです。
カード会社は申込者から受け取った情報をもとに、「この人にカードを発行しても大丈夫なのかどうか」を確認する作業です。
審査にかかる時間は、申し込むクレジットカードによって大きく変わってきます。
どのようなクレジットカードが審査を早く進めてくれるのでしょうか。
審査に時間のかかるクレジットカード
審査に時間がかかるクレジットカードの特徴としては、審査が厳しいことです。
審査の厳しいクレジットカードの場合、申込者の情報を念入りに調べる必要があるため、簡単に審査の結果を出してはくれません。
本当に厳しい審査を行う場合、審査だけに3週間程度の時間がかかる場合もあります。
審査時間が短いクレジットカード
先程とは逆で、審査が早いクレジットカードは、審査が甘い傾向にあります。
カード会社によっては、
「最低限の審査基準を設けて、そこをクリアすれば審査に通す」ということを機械審査で行っているところもあります。
そのようなところは1分足らずで審査結果が出たりします。
審査に落ちるかどうかギリギリの場合
審査が早いカードでも例外はあります。
審査をする上で、どうしても精査しなければならない情報がある場合は、特別に時間をかけて審査を行うことがあります。
信用情報に疑義がある場合などがこれにあたります。
そのような場合は、申込情報や信用情報を一つ一つ丁寧に確かめる作業が必要となるため、すぐに審査の結果を出すことはできません。
審査時間が長いカードであれば、さらに時間が長くなる可能性もあります。
カード受取までに時間がかかる

クレジットカードが即日に発行されたとしてもカードをその日に受け取れるかどうかは、カードの受け取り方法に左右されます。
郵送で受け取るしかできないのか、直接受け取りに行くことができるのかで1~2日程度の時間の差ができてしまいます。
郵送で受け取る方法
カードの受取方法については、ほとんどのクレジットカードが郵送のみでの対応となっています。
そのため、申込、審査までが即日で終わったとしても、そこからカードを郵送でしか受け取ることができないことになります。
直接受け取る方法
数はかなり限られますが、カードを店頭などで受け取ることができるクレジットカードがあります。
直接受取可能なカードに申し込むことが、申し込んだ日に、即日に審査を終えて、即日にカードを発行してもらい、即日にカードを受け取ることができる必要条件ということです。
すぐに作れるクレジットカードがある!

ここまでの話をまとめると、以下の3つの条件を満たすことができれば、クレジットカードをすぐに作ることができるということです。
- 申込はネットか店頭で
- 審査は即日に完了
- 直接受け取り可能
すべての条件が揃えば即日受け取りが可能
3つの条件が揃ったカードであれば、申し込んだその日にカードを受け取ることができます。
申込から審査までは非常にスピーディに完了しますから、カードを取りに行く労力と時間さえあれば、すぐにクレジットカードを作って受け取ることができるというわけです。
直接受取ができないカードは即日受取不可
3つ目の条件である「直接受取」ができない場合は、「即日発行はできるが即日受取はできないカード」ということになります。
その場合、最短でその日に発送し、翌営業日にカードを受け取れるカードや、最短3営業日受取可能なカードなどがあります。
最短翌営業日受取、最短3営業日受取でも他のカードに比べれば十分に早いです。
申し込んだその日にカードが必要というわけではなければ、選択肢に入れてみてください。
注意点としては、営業日ベースでの計算ですので、翌営業日で計算した場合、金曜日に申し込むと最短で受け取れる日は月曜日になってしまいます。
即日受取可能なクレジットカードのデメリット

即日に受け取れるカードのメリットは、当然すぐにカードが手に入ることなわけですが、デメリットはどのような部分にあるのでしょうか。
即日発行可能なカードがそもそも少ない
クレジットカードを作るには、やはり時間がかかるのが当然です。
即日発行をしてくれるカード会社自体が非常に少ないという現実があります。
そのため、今日か明日にはクレジットカードが欲しい!となった時点で、カードの選択肢は非常に狭くなってしまうというデメリットがあります。
カードの受取場所で選択肢が限られてくる
カードの受取場所は、カードの種類によって決められています。
そのため、カードの種類が受取可能な場所によって限られてしまうことです。
例えば、即日で受け取れるカードに「エポスカード」がありますが、エポスカードは「マルイ」の店頭でしか受け取ることができません。
住んでいる地域から受け取りに行ける範囲に「マルイ」があればいいですが、無ければ他のカードから選ばざるをえなくなってしまいます。
審査の進み具合によっては即日発行不可
また、即日受取可能なクレジットカードに申し込んだとしても、その日中にカードを受け取ることができない場合もあります。
それは、審査に時間がかかってしまったり、申込に不備があるケ-スです。
申込の不備は、オンラインからの申込で防ぐことができますが、審査に時間がかかってしまうのはどうすることもできません。
カード会社が、「この人はすぐに審査結果を出せない」と判断すると即日発行してもらえませんので、絶対に即日にカードを作れるというわけではないことには注意しておく必要があります。
カードを即日で手にするために必要なものは?

即日発行のクレジットカードの場合でも、一般的なカードと同じように申込を行い、審査を受け、カードを受け取るわけですから、必要な書類等があります。
どうしても急いでカードを作ろうとすると、必要書類を忘れてしまったりしがちです。
書類の不備等でその日にカードを受け取れなくなったりしてしまいますので、即日にカードを発行して受け取れるように必要なものは確認してきましょう。
本人確認書類
カードの受け取り時には、どのカードであっても本人確認書類の提示が必要となります。
本人確認書類とは、以下のようなものが当てはまります。
- 運転免許証、運転経歴証明書
- パスポート
- 在留カード
- 特別永住者証明書
- 個人番号カード
カードの種類によって本人確認書類として認められるものが違うこともありますので、公式サイト等から確認の上、持参するようにしてください。
本人確認書類の注意点
特に本人確認書類を用意するときに注意すべき点としては、国民健康保険証や社会保険証だけでは当日のカード受取ができないという点です。
顔写真付きの証明書でないと、1枚で本人確認が完了しません。
保険証しかない場合は、他に公共料金の領収書等が必要となることがほとんどですので、こちらも公式サイトから確認するようにしておきましょう。
金融機関のお届け印
クレジットカードは発行の際に、引き落とし口座の設定が必要となります。
その際、金融機関の届出印を押印する必要がでてきます。
金融機関によっては、印鑑が必要ない場合もありますが、確実に即日受け取るためには、念のため印鑑を持参しておく方がいいかもしれません。
口座番号が分かるもの
引き落とし口座の設定の際に、口座番号の記入が必要となります。
キャッシュカード・通帳などの口座番号がわかるものを持参するようにしておきましょう。
即日発行・即日受取が可能なおすすめのクレジットカード
最後に、いくつかある即日発行・即日受取が可能なクレジットカードの中からおすすめのカードを紹介していきたいと思います。
何らかの理由で、急いでクレジットカードを作らないといけない方はぜひ参考にしてみてください!
エポスカード

- 年会費無料
- 年4回マルイでのお買い物が10%OFF!
- 海外旅行に持っていくならエポスカードがおすすめ!
- 全国10000以上の店舗で優待特典あり
エポスカードは、「マルイ」でお得になるクレジットカードです。
エポスカードも、即日発行・即日受取が可能なクレジットカードとなっています。
WEBから申し込みを行うことで、審査に通れば、マルイの店頭の「エポスカウンター」にて、その日中に受け取ることができます。
自宅や勤務先から行ける場所にマルイが無ければ、現実的には即日発行・即日受取が難しいというのが難点でもあります。
海外旅行に行くならエポス!
エポスカードは、年会費無料でありながら海外旅行傷害保険の内容が非常に充実していることでも人気があるカードです。
年会費がかからないのに、傷害治療費用が200万円、疾病治療費用が270万円という手厚い補償内容が自動付帯しています。
海外旅行に行く前に海外旅行傷害保険が付帯したクレジットカードを持っておきたい、もしくは今持っているカードの保険内容じゃ不安だという方には、エポスカードを申し込まない理由が見当たりません。
海外旅行に行くなら必ず持っておきたいカードとしておすすめです。
PARCOカード

- 年会費無料
- 年5回パルコでのお買い物が5%OFF!
- 西友・リヴィンでもお得になる!
- ETCカードも即日受取可能!
PARCOカードは、ファッションビルのPARCOや西友・リヴィンでお得になる年会費無料のクレジットカードです。
PARCOカードは、クレディセゾンが発行しているクレジットカードです。
そのため、PARCOの店舗に設置されている「セゾンカウンター」でのみカードを即日に受け取ることができ、受取可能な店舗は、全国に18店舗あります。
ETCカードも即日に受け取れる
またPARCOカードは、ETCカードを即日発行できる貴重なカードでもあります。
ETCを即日発行したい場合は、ネットから本カードのみの申込を行い、受け取り時にETCカードの追加発行を希望すれば即日受け取ることができます。
PARCO・西友・リヴィンユーザーはお得
初年度と前年10万円以上の利用で、PARCOのお買い物がいつでも5%OFFになります。
また、年に数回ある優待期間には5~10%OFFになることもあるので、PARCOを利用する方なら間違いなく持っておいた方がいいカードです。
また、クレディセゾンの特典である「西友・リヴィンで毎月5日、20日5%OFF」も定期用されます。
PARCO、西友、リヴィンを利用することが無いのなら他のカードを検討した方がいいでしょう。
セゾンカードインターナショナル

- 年会費無料
- 全国のセゾンカウンターで受取が可能
- 有効期限の無いポイント「永久不滅ポイント」が貯まる
- ETCカードの即日受取も可能!
セゾンカードインターナショナルは、クレディセゾンが発行しているセゾンカードシリーズの一番定番のカードです。
クレディセゾンが発行するクレジットカードは、即日発行に対応しているカードが多く、セゾンカード系の大きな強みになっています。
セゾンカードインターナショナルも、WEBから申し込み、審査に通れば、即日中に全国のセゾンカウンターでカードを受け取ることができます。
ETCも即日受取可能
先ほどのPARCOカードと同じくETCカードの即日受取も可能となっている上に、受取可能な場所は、PARCOカードよりも多いです。
全国79カ所のセゾンカウンターでカードを受け取ることができます。
ポイントは有効期限が無期限!
セゾンカードインターナショナルで貯まるポイントは、「永久不滅ポイント」という名前のポイントで、その名の通り、有効期限の無いポイントとなっています。
そのため、じっくりたっぷりポイントを安心して貯めることができるものセゾンカードインターナショナルの特徴です。
ネットショッピングでは、「セゾンポイントモール」経由のお買い物でポイントが最大20倍にもなります。
西友・リヴィンで毎月5、20日は5%OFF、セブンイレブン・イトヨーカドーではnanacoポイントも同時に貯めれるなど、スタンダードカードならではの幅広いメリットを持った1枚となっています。
最短で翌営業日受取が可能なおすすめのクレジットカード
急いでクレジットカードを作りたいけど、今日じゃなくてもいいという人のために、即日発行・最短翌営業日受取が可能なクレジットカードも紹介しておきたいと思います。
JCB一般カード

- 年会費実質無料
- 国際ブランドJCBのプロパーカード
- ずっと使い続けるメインカードにも最適
- セブンイレブンやAmazon、スターバックスでもお得
JCB一般カードは、2016年6月より即日発行、最短翌営業日受取を可能にしています。
カード発行が早いカードのほとんどは、提携カードやショッピングに特化したカードなのですが、JCB一般カードは違います。
日本発祥の国際ブランドJCBが発行しているプロパーカードで、メインカードとして持つのにも恥ずかしくないステータス性も備えています。
急いでカードを発行したいが、せっかくなら長く持つことのできるクレジットカードに申し込みたいという方にはおすすめです。
セブンイレブンやスターバックスなどの提携店でもお得
JCB一般カードは、日本発の国際ブランドJCBのカードですから、特に日本国内で強みを発揮します。JCBと「JCB ORIGINAL SERIESパートナー」の提携を結んでいる店舗では、ボーナスポイントがもらえる特典もあります。
セブンイレブン・イトーヨーカドーではポイント3倍(還元率1.5%)、スターバックスではポイント5倍(還元率2.5%)になります。
旅行保険も付帯している
旅行傷害保険についても、国内・海外ともに利用付帯で最大3,000万円の補償がついています。
急な海外渡航や、旅行前に保険の補償内容をプラスしておきたい方にもピッタリです。
営業日ベースであることに注意する
JCB一般カードは、翌営業日受取であって、翌日受取ではありません。
金曜日に申し込んだ場合、翌営業日は土日をまたいだ月曜日になりますので、その点だけ注意しておいてください。
JCB一般カードは、即日の受取はできません。
しかし、翌営業日受取でも構わないというのであれば、選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
まとめ
ここまで即日発行が可能なおすすめのクレジットカードについて紹介してきました。
今回紹介したカードはすべて年会費無料のカードです。
そのため、慌ててすぐに作ってもお金がかかるわけではありませんので、安心してカードを作ってみてください。
クレジットカードを選ぶ際は、できることならゆっくり時間をかけて検討するのがベストです。
ただ、どうしても急いでクレジットカードを作らなければならない時には、本記事をぜひ参考にしてみてください。
そしてその際には、選択肢はそれほど多くはありませんが、できればその時点で一番自分に合ったクレジットカードを選ぶことをおすすめします。
もしかすると、急いで作ったクレジットカードがすごく気に入って、長く使い続けるメインカードになるかもしれませんよ。